質問2.1bと2.1cでの排出量データのインポートに関するガイダンス
以下のガイダンスでは、CDP-ICLEI Track 2023 質問書の質問2.1bと2.1cにおいて排出量データをインポートするステップを、 CIRIS、Clearpath、Snapshot、SCATTERまたはClimateOSのユーザー向けに説明します。
インポートするステップ
- インポートプロセスに進む前に、ORS(オンライン報告システム)で質問2.1bまたは2.1cのいずれかが現在表示されていることを確認してください。
- インポートする排出インベントリを.xlsまたは.xlsxのいずれかの形式で保存してください。バイナリ形式またはマクロ有効Excelスプレッドシートはアップロードできません。
- 質問2.1aにおいてアップロードするために保存したファイルの元のバージョンを保存しておいてください。
- CIRISテンプレートはマクロ有効スプレッドシートです。そのため、データをアップロードするには、まず回答者のコンピューターにローカルで.xlsまたは.xlsx形式でファイルを保存する必要があります。
- 報告システムの画面最上部にある[インポート]ボタンを用いて、ファイルをインポートしてください。
- 質問書回答にインポートしたい排出インベントリのファイルを選択してください。
- [インポート]欄で、[排出インベントリデータ]を選択してください。
- [Excelファイルレイアウト]欄で、排出量データの質問番号と形式に関連するインポートマップを選択してください。
質問番号(形式) | Excelファイルレイアウト |
---|---|
2.1c (GCoM CRF形式向け) | CIRIS 2.4 CRF形式( CIRIS 2.5をお使いの場合もこの選択肢を選んでください) |
2.1b(GPC形式向け) | CIRIS排出量インベントリ |
- [インポートセル/コメントが空欄の場合、既存のデータ/コメントを上書き]を選択し、[OK]をクリックします。
- インポートに成功すれば、インポート結果画面が表示されます。インポートされたデータポイントの数が表示されます。これで、貴自治体の回答は質問書の該当する質問に表示されます。
- すべての回答(排出量データと注釈記号)が正しくインポートされたこと、そして質問2.1bまたは2.1cを開いて回答に正しく表示されていることを確認してください。Excelは数字を自動的に四捨五入します。また、インポートした時に数値データが正確か確認します。
- Excelファイルに記載されているコメントと注釈記号は自動的にアップロードされません。そのため、これらを手動で入力する必要があるかも知れないことにご注意ください。
- 質問2.1bまたは2.1cでの排出量データのインポートに加え、質問2.1aにて自治体の排出インベントリも添付されていることも確認してください。
報告システムの詳細ガイダンスについては、ユーザー ガイドを参照してください。こちらからアクセスできます。