CIRISの温室効果ガスデータをインポートするためのCIRISインポートガイダンス
質問4.6aと4.6bの関連で、この機能によって、貴自治体のインベントリファイル(CIRIS、または旧称「GPCツール」、排出量インベントリ)から温室効果ガス排出量要約データをインポートできます。
4.6aの場合、このアップロードによって、CIRISバージョン2.4のユーザーは「GCoM CRF」テーブルから直接CDP-ICLEI統一報告システムにデータを自動的にインポートできます。
都市自治体インベントリ報告および情報システム(CIRIS)
CIRISを使用している場合、この機能は質問4.6aと4.6bの両方に対して利用できます。このことは、質問4.6aまたは4.6bが貴自治体に当てはまるかどうか、そして使用しているCIRISのバージョンによって以下の通り決まります:
- 世界首長誓約の一員である自治体には質問4.6aが表示され、CIRIS排出量インベントリからの温室効果ガス排出量データのインポートにはバージョン2.4(ワークブックには[GCoM - CRF]タブが表示されます)を必要とします。このバージョンのツールは、こちらから、C40気候行動計画立案センターで入手できます。
- 4.3の回答で[コミュニティレベルの温室効果ガス排出量インベントリのグローバルプロトコル(GPC)]を選択した世界首長誓約の一員ではない自治体には、質問4.6bが表示されます。CIRISからの温室効果ガス排出量データのインポートはバージョン2.1以上を必要とします(これらのバージョンは[GCoM - CRF]タブではなく、[結果概要]タブに表示されます)。4.6bに回答する場合、Excelファイルからのコメントと注釈記号は貴自治体の回答に自動的にアップロードされません。そのため、これらを手動で入力する必要があることにご注意ください。注釈記号として[いいえ](発生していない)を選択した場合、説明とともに、[データがない場合、理由を説明してください]欄に質問4.6bに対するコメントを追加してください。
GPCツール排出量インベントリ
- GPCツール排出量インベントリを使用している場合、この機能はバージョン1.7と1.9での質問4.6bに対してのみに機能し、その他のバージョンに対しては機能しない可能性があります。 4.6bに回答する場合、Excelファイルからのコメントと注釈記号は貴自治体の回答に自動的にアップロードされません。そのため、これらを手動で入力する必要があることにご注意ください。注釈記号として[いいえ](発生していない)を選択した場合、説明とともに、[データがない場合、理由を説明してください]欄に質問4.6bに対するコメントを追加してください。[GPC報告ツール]は取り換えられています。自治体には最新バージョン、 CIRIS V2.4(こちらから入手可能)に更新することをお勧めします
インポートするステップ
- 貴自治体は、インポートを希望する場合、インベントリExcelファイルのバージョンを.xlsまたは.xlsxいずれかの形式で保存してください。バイナリ形式またはマクロ有効Excelスプレッドシートはアップロードできません。CIRISとGPCツールテンプレートはマクロ有効スプレッドシートです。そのため、データをアップロードするには、まず回答者のコンピューターにローカルで.xlsまたは.xlsx形式でファイルを保存する必要があります。注意点:ステップ6で述べたとおり、質問4.5で完全な形でアップロードするために、保存したファイルの元のバージョンを保存してください。
- 画面の一番上にある[インポート]ボタンを用いて、ファイルをインポートしてください。
- [インポート]欄で、[自治体全体の排出量]の選択肢を選択してください。
- [インポートマップ]欄で、下記の表の3番目の列に太字で表示された内容から、排出量インベントリテンプレートの形式を選択してください:
排出量インベントリ | 質問番号 | インポートマップ名 |
---|---|---|
CIRIS | 4.6a (GCoM自治体向け) | CIRIS 2.4 CRF形式 |
CIRIS | 4.6b (GCoM自治体以外向け) | CIRIS排出量インベントリ |
GPCツール排出量インベントリ | 4.6b (GCoM自治体以外向け) | GPCツール排出量インベントリ |
- [インポートセル/コメントが空欄の場合、既存のデータ/コメントを上書き]を選択し、[OK]をクリックします。
- インポートに成功すれば、インポート結果画面が表示されます。インポートされたデータポイントの数が表示されます。これで、貴自治体の回答は質問書の該当する質問に表示されます。
- すべての回答(排出量データと注釈記号)が正しくインポートされたこと、そして質問4.6aまたは4.6bに移動することで貴自治体の回答に正しく表示されることを確認してください。Excelは数字を自動的に四捨五入します。また、インポートした時に数値データが正確か確認します。
- 質問4.6aまたは4.6bでの貴自治体の排出量データのインポートに加え、質問4.5にてxlsm形式で貴自治体の排出量インベントリも添付していることも確認してください。
処理を始める時の報告システムのスクリーンショットを用いた詳細ガイダンスを、ここからアクセスできるガイダンス文書の「温室効果ガスデータアップロード」セクションの「CDPの開示プラットフォームの使用」でご覧頂けます。