CDP質問書はいずれも完全版と簡易版の2つのバージョンがあります。完全版は、セクター別の質問やデータポイントなど、企業に関連する全質問が含まれています。
簡易版の質問数はそれより少なく、セクター別の質問やデータポイントは含まれていません。
簡易版質問書への回答資格
顧客(例:CDPサプライチェーンメンバー)、CDPバンクプログラムメンバー、RE100イニシアティブ、ネットゼロアセットマネージャーイニシアティブ(NZAM)からの情報開示要請組織で、年間売上が2億5000万ユーロ/米ドル未満の場合は、簡易版質問書への回答が可能です。
署名機関からの情報開示要請組織は、簡易版への回答対象外となります。
簡易版質問書のスコアリングについての注意
簡易版質問書への回答し、スコアリング対象となる組織は、簡易版質問書向けのスコアリング基準に基づいてスコアリングされます。 ただし完全版とは異なる基準であるため、Aリスト企業への選定対象にはなりません。
アンケート簡易版への回答資格がある企業は、完全版への回答を選択することもできます。例えば、その方が自社やステークホルダーに対してメリットがあると考えられる場合です。採点されるための資格や採点対象になることが何を意味するかについての詳しい情報は、CDPのスコアリングイントロダクションを参照してください。